December Out

特撮やらドラマやら映画やら何やら色々と…個人的に気になる事をつらつらと…自己満足です…

『ゼンカイジャー完結』×『全力全開でベストワン!!』

はいどうもです。

毎年恒例のスーパー戦隊シリーズ最終回ありがとうブログです。

例年通り、シアターGロッソをキメております。

綴らせていただきます。

 

機界戦隊ゼンカイジャー、個人的に好きな戦隊作品ランキングでは堂々の1位です。これは本当に香村純子さんの脚本が素晴らしい。それに尽きます。

全力全開でフザケてるのに、全力全開で筋が通ってる。これはもうどの戦隊の枠にも当てはまらない素晴らしい作品の個性だと思います。

もちろん、お話を作るにあたって役を演じる皆様あってこそなのですが、こんな素敵なお話をかける人は香村さんだけだと思っています。

お話の本筋とは別に、ワルド達の小癪な作戦にゼンカイジャー5人で立ち向かう姿、攻略法を見つけ出すくだりはジョジョのスタンドバトルさながらです。○○ワルド達の、「なんとかなんだ○○」の口癖方式は、ホントにぶっ飛んでてスゴいシステムです。

これからも香村さんの書く作品を楽しみにしています。

 

そして、見ていて本当にゼンカイジャーらしいと感じたのは5人でゼンカイジャーであるという雰囲気です。電王のイマジンズのそれが1番らしい説明ですが、それとはまた微妙に違うんですよね。1年間で一貫して戦隊は5人揃って戦隊である事、5人でゼンカイジャーという事が画面越しにヒシヒシと伝わってきました。

ツーカイザーとステイシーザーももちろん欠かせない存在です。良いキャラクターではあるのですが、『機界戦隊ゼンカイジャー』は5人がホントに素晴らしいキャラクターだったと思います。

 

そして今回も、どこの誰なんだ目線でキャストの方々に言葉をー

 

駒木根葵汰くん、介人が駒木根くんだからこそ、他の4人のキカイノイドが集まってきたと思います。普段の駒木根くんは座長としての責任感がとても強くて真面目な人なんだというのもすごく伝わってきました。人間キャスト1人だけでのスタートは戦隊は史上初で不安もたくさんあったと思いますが、1ファンとして、この1年間の介人は本当に素晴らしかったです。ぜひこの後もドラマや映画で活躍することを願っています。

 

増子敦貴くん、メチャクチャキャラが濃くて痛快な追加戦士、ゾックスの初登場シーンは戦隊史の残る鮮烈な登場回でしたよ。ゾックスを完全にモノにしてました。増子くんの良さが、そのままゾックスに乗り移ってた気がします。見た目はまんまゴーカイジャー、だけどそれは見た目だけで、オリジナリティ溢れる『界賊』でした。

 

世古口凌くん、演技の振り幅はステイシーが1番素晴らしかったです。やっちゃんに真実を告げるシーンは、世古口くんが1年間で積み上げたステイシーの全てが詰まっていました。最高に感動しました。普段の様子だと、人間キャスト4人の中で1番オラついてるのかな(笑)?その見た目とのギャップにはファンもメロメロです。

 

浅沼晋太郎さん、いやージュラン最高だよ。こんなおっさんらしさ(恐竜)パワー全開のヒーローはジュランだけだよ。私が大好きなジュウレンジャーモチーフで、最初は抵抗がありましたが、ジュランにだったらジュウレンジャーパイセンの力を使ってもらってもしょうがないっしょ。浅沼さんの声が出す渋さが全てです。これからもジュランをよろしこ。

 

梶裕貴さん、イケメンじゃないキャラを演じる梶さんが新鮮でした。ガオーンのキカイノイド嫌い過ぎな性格、でもどこか憎めない、可愛らしさ(百獣)パワー全開キャラになったのは梶さんのおかげです。1年間で築いたジュランとの合体アドリブはホントに見事でした。

 

宮本侑芽さん、おそらく戦隊史上でこんなにもオタオタした(魔法)パワー全開なヒロインはマジーヌだけなんだが。ホントにお見事でした。『なんだが』の語尾が最高に可愛かった。マジーヌがこの1年間で1番成長した気がします。私も性格上、マジーヌには親近感が湧いてて、1番元気をもらいました。

 

佐藤拓也さん、ブルーンの口癖『ブルンブルン』が回を増すごとに癖になりました。全力で全開なゼンカイジャーの中では真面目で堅いキャラなのかと思ったら、他の4人に埋もれない、変な方向に一直線(轟轟)パワー全開なブルーンのキャラは最高でした。

 

森日菜美さん、追加ヒロインだけど正ヒロイン?ゼンカイジャーという世界ではそんなプレッシャーもあったかもしれませんが、見事な痛快ヒロインでした。フリントがいなかったらゴールドツイカー一家の印象はまた変わったものになったと思います。ガレキからフリントを助ける際、ジュランが言った『嬢ちゃんの変な合いの手がないと調子狂う』が全てですね。そしてGロッソ4弾公演のサプライズはホントにおめでとう!!

 

そして、ジュラン、ガオーン、マジーヌ、ブルーンを演じた、竹内康博さん、蔦宗正人さん、下園愛弓さん、岡田和也さん、スーツアクターさんの名前がクレジットされるのは特撮ファン全員が感動しております。子供達からみたら陰の存在かもしれませんが、特撮ファンはスーツアクターさんあっての特撮ヒーローだと全員が思っています。ゼンカイジャーだけではなく歴代のパイセン達も勿論です。

ゼンカイジャーは撮影現場を間近で見る機会がありましたが、スーツアクターさん達の努力はホントにスゴいと思います。

これからも日の当たる所からバッチリ応援していますよ。

 

長くなりましたが、『機界戦隊ゼンカイジャー』は45周年に相応しい素晴らしい作品でした。

個人的にスーパー戦隊は一生続く作品だと思っています。

どつかこの歴史が何十年、100年と続くことを信じています。

 

 

 

ご精読ありがとうございました。